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2025/04/05
当社は、企業理念「経営を通じて縁ある全ての人を幸せにする」と企業ビジョン「日本一の御用聞き会社になる」を象徴する重要な作品として、現代アート界で活躍する長坂真護氏の「恐竜人間」を購入いたしました。
長坂真護氏は、2009年に自身の服飾会社が倒産するという苦労を経験され、その後、路上の絵描きとして活動を開始されました。2017年には、ガーナのスラム街アグボグブロシーに投棄された電子廃棄物を素材とした作品制作を始められ、2020年には横浜美術館で個展を開催するなど、国内外で高い評価を得ています。
長坂氏は、先進国が廃棄した電子機器などが発展途上国で不法に処理され、深刻な環境汚染や健康被害を引き起こしている現状を、「サスティナブル・キャピタリズム(持続可能な資本主義)」という概念で表現し、作品を通して社会に問題提起をされています。
「恐竜人間」は、廃棄された電子機器の部品などを素材として使用し、恐竜の骨格をモチーフに制作された作品です。その力強く、そしてどこか哀愁を帯びた恐竜の姿は、見る者の心に深く訴えかけるものがあります。
長坂氏は、この作品を通して、大量消費社会への警鐘と、生命の尊さを表現されています。
当社の企業ビジョン「日本一の御用聞き会社になる」は、「物の何でも屋のリユース事業」と「作業の何でも屋の便利屋事業」を掛け合わせたものです。特に、リユース事業では、お客様が不要になった工具などを買い取り、修理・再販することで、資源の有効活用と環境負荷の低減に貢献しています。
長坂真護氏の作品「恐竜人間」は、廃棄された電子機器を素材として使用しており、当社のリユース事業の理念と深く共鳴するものです。この作品を通じて、資源の循環と持続可能な社会の実現に向けた当社の取り組みをより象徴的に表現していきたいと考えています。
この作品をオフィスに展示することで、社員の意識啓発を図るとともに、お客様にも当社の理念とビジョンをより深くご理解いただければと考えております。また、長坂真護氏の活動を微力ながら支援させていただくとともに、持続可能な社会の実現に向け、当社なりに貢献してまいります。
長坂真護オンラインギャラリー:https://magogallery.online/